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CSS Nite in Ginza, Vol. 29に行ってきました。
2008年12月18日、アップルストア銀座で行われた「CSS Nite in Ginza, Vol. 29」に参加してきました。
行われたセッションは、
- 鷹野雅弘さん(スイッチ)
- 「Dreamweaverハック」って何だ?
- 矢野りんさん
- 伝わる文章で築く、ナイスなウェブコミュニケーション
の2つです。
以下、お二人のお話を伺ったメモ。
「Dreamweaverハック」って何だ?
鷹野さんによる、Dreamweaverの小ネタ集。
- 「command + shift + I(アイ)」で、デザインビューのビジュアルエイド非表示ができる。
- 「デザインタイムスタイルシート」で、HTML文書内にCSSへのリンクなどを記述する事なく、CSSを反映させた見た目で作業する事ができる。
2番目の「デザインタイムスタイルシート」は、以下のような場合に効果的。
- CSSへのリンクがドキュメントルートからの相対パスで記述されていて、ローカル環境で反映されない場合(<link rel="stylesheet" href="/css/css.css" type="text/css" />といった感じで、href属性の値の先頭に「/」がついている場合)
- Movable Typeなどのテンプレートを編集している際、MTタグが記述されているせいでCSSがローカル環境で反映されない場合
- Dreamweaverのデザインビューでは、IE6向けの「スターハック(* html)」がレンダリングされない。IE6での見た目をデザインビューに反映させたい場合に、専用のCSSを用意しておき、「デザインタイムスタイルシート」で読み込ませる。
Movable TypeのテンプレートをDreamweaverで編集する際には、私も「デザインタイムスタイルシート」を愛用しています。
伝わる文章で築く、ナイスなウェブコミュニケーション
矢野りんさんによる、「文章でもっと意見を共有するために、伝わる文章を書こう!」というお話でした。
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と、FXB(エフエックスビイ)の原さん(似顔絵似てます)のお言葉を伺ったところで、矢野さんがずばっと述べた5つのポイントは、次のとおり。
伝わりにくい文章の五大特徴
- 主語と述語の位置が離れている
- 一文が長い
- 重要なポイントが抽象的になっている
- むやみに受動態を使う
- むやみに否定文を使う
うわー。私、この5つ全部に当てはまるかも><、といきなり核心を突かれた思いです…。
そこで、この「ダメな五大ポイント」に対する解決策は、以下のとおり。
「主語と述語の位置が離れている」場合の解決策
- 修飾的な部分は前に出す。
- 条件を述べている部分は前に出す。
- 時間や時期、日程を述べている部分は前に出す。
「一文が長い」場合の解決策
- 極力、「が」「して」などで文章をつながない。
「重要なポイントが抽象的になっている」場合の解決策
- 「×××は、○○○なものです」というように、述語に「もの」を使ってしまう場合は要注意。自分がその事象について理解していない事が多い。「もの」を具体的な単語に置き換えられるまで、調べたりする事。
- 「あれ」「これ」「それ」などの指示代名詞が出てくる場合も注意。
「むやみに受動態を使う」場合の解決策
- 能動態にする。
- 文末に「〜とされる」「〜と思われる」などを使用しない。言い切る。
「むやみに否定文を使う」場合の解決策
- 「〜しないでください」と書くより「〜してください」と書き直した方が、人は何をすべきか分かりやすい。
- 「〜でなければ〜でない」と書くより「〜であれば〜だ」と書く。
日頃から矢野さんの著書を読ませていただき、その歯切れのいい語り口を羨ましく思っていたのですが、このようなポイントに気をつけながら鍛錬されていった賜物なのですね!
私は連載や書籍などで文章を書かせていただきながら、常に自分のだらだらと間延びした文章と格闘しています。ですから、今回の矢野さんの簡潔かつ実用的なアドバイスは、今日からでもすぐ活かせる!と感じました。
また、矢野さんが最後におっしゃっていた「受動態で書いた文章ではコミュニケーションは生まれない!」という言葉が、非常に深く印象に残りました。
私はなにかと自信がなく、逃げ腰で「〜と思われる」というような文章を書いてしまいがちです。今後は、「〜だ!」と言い切り型の文章を書き、そこに反論を寄せられたらコミュニケートを楽しむ、という姿勢に変えていきたいと思います。ありがとうございました!
藤本壱さんのツッコミについて
最後に、藤本壱さんが書かれた「CSS Nite in Ginza, Vol. 29」のレポートの中で、私が面白いな!と感じた部分を引用させていただきます。
1つツッコミ
矢野さんの話の中で、「二重否定を肯定に置き換える」という話題がありました。
この点に1つツッコミを入れさせていただきます。「AであればBである」という命題があるときに、以下の3つの命題を考えます。
- BであればAである
- AでなければBでない
- BでなければAでない
これら3つの命題を、それぞれ「逆」「裏」「対偶」と呼びます。
「AであればBである」という命題が成立する場合、その対偶の「BでなければAでない」は、必ず成立します。
しかし、逆の「BであればAである」や、裏の「AでなければBでない」は、成立するとは限りません。
CSS Nite in Ginza, Vol. 29&忘年会(The blog of H.Fujimoto)
私は、「逆」「裏」「対偶」という論理学の概念について全く知りませんでした…(汗)。そこで、この藤本さんのエントリについて夫(プログラマで数学好き)に尋ねてみたところ、以下のような意見を貰いました。
「矢野さんのおっしゃっているのは『レトリック(修辞学)』に属する事、藤本さんがおっしゃっているのは『ロジック(論理学)』に属する事なので、それぞれがおっしゃっているのは、違う事だと思うよ」
とのこと。
またここで私は、「レトリック(修辞学)」と「ロジック(論理学)」の違いが分からず、学習は果てしなく続いていく訳なのですが…。
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